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過払金の充当に関する問題 その1

2009.03.24(02:07)

 
 過払金が発生した場合において、その過払金を他の借入金債務に充当できる否か、過払金が発生した後に新規借入れが実行された場合に、その過払金を新たな借入金債務に充当することができるか否か、という問題がある。
 過払金が他の借入金債務や新規の借入金債務に充当されるならば、借主は過払金相当額について、高利の支払を免れることとなる。
 しかし、過払金が充当されないとすると、借主は他の借入金債務又は新規借入金債務の全額について、少なくとも利息制限法上限の高利を支払わなければならない一方で、過払金について不当利得返還請求は可能であるものの、その過払金に対する利息は、年5分(6分)しか認められないという結果となる。
 過払金の充当の可否によって、計算結果に大きな違いが生じる事案も少なくない。充当が認められれば過払金が発生し、充当が認められなければ借入金債務が残るという事例も多い。過払金が他の借入金債務や新たな借入金債務に当然に充当されることを前提として、借主から一連計算により算出した過払金を請求した場合、貸金業者からは、充当をするべきではないとの反論がなされる。つづく…
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2009年03月

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